初心者必見! 水回りのリフォームの基本中の基本。

キッチンイメージ

そろそろ水回りのリフォームをしたい。でも、キッチン、お風呂、トイレ、洗面台など、どこから手をつけていいのだろう。しかも、たくさんある設備機器の中から、どのような基準で選んで発注すればいいのかわからない…。はじめてのリフォームなら、誰もが悩んでしまうのではないでしょうか?

何も知らないままで、リフォーム業者に相談するのも方法のひとつです。しかし、できれば最低限の知識があった方が、話がしやすいのも事実です。そこでオススメなのが、すべてを知ろうと思わないこと。押さえておきたいポイントだけを理解することです。そうすれば、気持ちの負担も少なく、業者との打ち合わせもスムーズに進むでしょう。

そこでこの記事でご紹介するのが、水回りリフォームの「押さえておきたいポイント」です。できるかぎりわかりやすく理解できるよう、簡単にまとめました。ぜひ、ひと通り目を通していただき、これからの参考にしてください。

目次

1.水回りのリフォームをする前に、必ずやっておきたいこと。

2.リフォーム部位別!必ず知っておきたい基礎知識

 2-1 キッチン編

 2-2 お風呂編

 2-3 トイレ編

 2-4 洗面台編

3.水回りのリフォームで覚えておきたい3つこと。

 3-1 施工費用の目安を把握する。

 3-2 水回りリフォームが何か所もあるなら、一気に施工する。

 3-3 最大限に「優遇制度」を活用する。

4.水回りのリフォームにかかる工事期間の目安を知る。

5.必ず押さえておきたい「リフォーム業者の選び方」5つのポイント。

 5-1 所在地が確かな業者を選ぶ。

 5-2 見積もりは、最低「2社以上」依頼すること。

 5-3 見積もりが極端に安いときは、安さの理由を確かめる。

 5-4 見積もりは、工事内容までくまなくチェックすること。

 5-5 契約前には、工事保証の有無を確認する。

6.水回りのリフォームで、失敗しない3つのコツ。

 6-1 水回りのリフォームは、「プロに依頼」するのが基本。

 6-2 目星をつけた設備機器は、必ずショールームで確認する。

 6-3 施主支給をするなら、リスクも考慮する。

7.はじめての水回りのリフォームまとめ

1.水回りのリフォームをする前に、必ずやっておきたいこと。

キッチン

水回りのリフォームで、始めにしておくといいことは何だと思いますか? ほとんどの方は、設備機器のショールームに行ったり、設備機器のカタログを集めて研究することを思い浮かべるでしょう。決して間違いではありませんが、それ以前にしておきたいことがあります。それは現在の水回りについて、不満や不便だと思うことをしっかりと書き出すことです。

たとえば、古くなったから新しいキッチンにしたい、という理由があったとします。この場合、これまでの不便だったところに注意をしてみるのです。「料理しているとき、子どもの様子が見えないのが気になる」「料理には専念できるけど、家族と話ができない」などです。

そのうえで、家族みんなで意見を出し合いながら、どのように水回りをリフォームしたいのかを決めるのです。上記の例に対する意見なら、「子どもの様子を見守りながら料理をしたい」「家族みんなでワイワイ料理をつくりたい」などです。このとき希望のリフォームには、優先順位をつけておくといいでしょう。これは予算を決めるときに役に立ちます。

自分たちが「こうしたい!」という目的をはっきりさせておけば、業者に対してもオーダーがしやすくなります。また目先の設備機器の機能性やデザイン性に意識が向くことも防げます。

2.リフォーム部位別!必ず知っておきたい基礎知識

ここからはご紹介するのは、キッチンやお風呂、トイレなどの基礎知識です。では、それぞれ水回りに分けて解説しましょう。

2-1 キッチン編

水回りの中でもキッチンは要望が多いため、何から手をつけていいのかわからないものです。そんなときは、まず「どんなレイアウトにしたいか」を考えるといいでしょう。以下にキッチンレイアウトをご紹介します。

■キッチンレイアウト

[クローズドタイプ] [オープンタイプ] [セミオープンタイプ]

リビングやダイニングから、キッチンが独立しているタイプ。

リビングやダイニングとキッチンが一体化しているタイプ。
※キッチンを壁付けにするか、対面式にするかで、それぞれの使い勝手が違ってきます。

キッチンとリビングやダイニングを、カウンターで仕切るタイプ。クローズドタイプとオープンタイプの利点をうまく兼ね備えています。

選び方のポイントとしては、「料理に集中したい」「料理中の煙やニオイが、リビングなどに広がるのが気になる」とお考えなら、クローズドタイプのキッチンを選ばれると良いでしょう。一方で、「料理をしているとき、子どもの様子を見たり、家族と話しをしながら料理がしたい」とお考えなら、オープンタイプやセミオープンタイプのキッチンがオススメです。

つぎにご紹介するのは、キッチンそのものの型です。おおよそ4タイプに分かれ、それぞれに特長があります。

■キッチンの種類

I型 Ⅱ型 L型 U型

コンロ・シンク・調理スペースを一列に配置

コンロ・シンク・調理スペースを二列に分け、並行に配置

コンロ・シンク・調理スペースをL字型に配置

コンロ・シンク・調理スペースをコ型に配置

4タイプの中で人気が高いのは、費用が安く抑えられ、狭い場所でも設置できる「I型」です。二番目に人気があるのが「L型」。I型と比べ動線が短く、使い勝手の良さで選ばれています。Ⅱ型とU型は作業スペースがたっぷりと確保できるため、料理好きな方に人気があるようです。

さて、キッチンの「レイアウト」と「型」が決まったら、つぎに考えたいのが「キッチンの配置」です。

■キッチンの配置方法

壁付け ペニンシュラ アイランド

壁側に向けてキッチンを配置

左右どちらか片側が壁に接するように配置

コンロ・シンク・作業スペースの一部もしくは全部が独立した配置

「キッチンをコンパクトにしたい」「リビングやダイニングスペースを広く確保したい」なら、配置方法としては壁付けになります。「料理をしているとき、子どもの様子を見たり、家族と話しをしながら料理がしたい」なら、ペニンシュラかアイランドを選ぶのが良いでしょう。この中でも自由な動線を確保するアイランドは、家族みんなで料理をしたり、ホームパーティを好まれる方に人気があります。

もし、レイアウト、型、配置の組み合わせに迷ったら、キッチンでの過ごし方を思い浮かべてみましょう。このとき調理から配膳、食事、片付けと一連の作業動線を考えるのがコツです。

またキッチンカウンターの高さは、高すぎると肩が疲れ、低すぎると腰が痛くなります。そこでキッチンカウンターを選ぶときは、使う人の身長を基準にします。そのうえで、以下の数式をもとに選びましょう。

キッチンカウンターの高さ=身長÷2+5cm
※身長160cmの方の場合は、85cm= 160cm÷2+5cm
なお各メーカーによって、5cm単位、2.5cm単位とサイズ幅が異なります。事前の確認が大切です。

2-2 お風呂編

お風呂のフォームを思い立ったら、まず「どんな種類があるのか」を知ることです。では、さっそくお風呂の種類について解説しましょう。

■お風呂の種類

お風呂の種類は、主に「ユニットバス」と「在来工法」の2種類が分けられます。どちらを選ぶかによって、施工期間や費用がかわってきます。

[ユニットバス] [在来工法]
ユニットバスイメージ
浴槽や床などのパーツを、あらかじめ工場で作成し、現場で組み立てるお風呂をいいます。
在来工法バスイメージ
壁や床をタイルで仕上げる、昔ながらの工法です。オーダーメイドで造るため、好みのデザインに仕上げることができます。また設計の自由度が高く、変形した浴槽・天井のお風呂を造りたいときに選ばれます。

お風呂に強いこだわりがある場合は、在来工法を選ぶのがよいでしょう。一方、手軽にリフォームしたいなら、工期(2~3日程度)が短く、工事費も安くなるユニットバスがオススメです。なお、ユニットバスは既製品のため、規定サイズが存在します。以下に目安のサイズを紹介しているので、参考にしてみてください。

目安 サイズ 内寸
0.75坪 コンパクトサイズ

浴槽では足を曲げる必要がある

1216サイズ 1200mm✕1600mm
1217サイズ 1200mm✕1700mm
1317サイズ 1300mm✕1700mm
1.0坪 最も一般的なサイズ

浴槽で脚を伸ばせる

1616サイズ 1600mm✕1600mm
1717サイズ 1700mm✕1700mm
1.25坪 浴槽は1.0坪と同じサイズ
洗い場は2人並んで洗える広さ
1618サイズ 1600mm✕1800mm
1620サイズ 1600mm✕2000mm
1621サイズ 1600mm✕2100mm

2-3 トイレ編

トイレの種類は、全部で3タイプです。ここでは、それぞれの特長をご紹介しています。簡単ではありますが、知ると知らないでは大きな差になります。ぜひご一読ください。

■トイレの種類

[組み合わせ型トイレ] [タンク一体型トイレ] [タンクレストイレ]

便器とタンクが別々になっているタイプです。好みや予算にあわせて、タンク・便座・便器を自由に組み合わせられます。
画像出典:LIXIL アメージュZ http://www.lixil.co.jp/

便器とタンクが一体になっているタイプです。継ぎ目があまりなく、デザインもすっきり。掃除がしやすいメリットもあります。
画像出典:アメージュZ シャワートイレ http://www.lixil.co.jp/

タンクのないタイプ。コンパクトなので圧迫感がなく、掃除がしやすいのが特徴。水道直結方式のため、連続して水を流すことができます。
画像出典:LIXIL サティスSタイプ http://www.lixil.co.jp/

組み合わせ型トイレを選べば、費用を抑えることができます。なぜなら、便器や便座、タンクをそれぞれ選べるからです。その一方で、タンク一体型トイレやタンクレストイレは、スマートな印象になるだけでなく、掃除がしやすくなるのも特徴です。

また和式トイレから洋式トイレへと変えたい場合、便器を据え変えるだけで済むタイプもあります。専門業者に相談してみるといいでしょう。

ウォシュレットだけなら、素人でも取り付け可能です。ただし、誤ったやり方をすれば、水漏れの原因をつくることになります。押さえておきたいポイントは、トイレに合うウォシュレット本体を選ぶこと。そのうえで正しい手順で取り付けましょう。

2-4 洗面台編

洗面台は毎日使うだけに、使いやすさに十分配慮したいものです。まずは洗面台を選ぶときの基本を理解してから、リフォームに取り組みましょう。

■洗面台の種類

[ユニットタイプ] [システムタイプ] [カウンタータイプ]
ユニットタイプイメージ
洗面ボウルと収納キャビネットが一体化されているタイプ。既成商品なので、間口サイズは60cm、75cm、90cm、120cmに分けられます。低価格帯の商品ラインナップが充実。商品によっては、収納キャビネット、洗面ボウルなどが、ラインナップの中から選べる場合もあります。
※間口とは、洗面台本体の幅。
システムタイプイメージ
洗面ボウルや収納キャビネットだけでなく、扉材、水栓金具なども選べるセミオーダータイプの洗面台。壁面に設置するタイプなので、収納場所を十分に確保することができます。
カウンタータイプイメージ
洗面ボウルや収納キャビネット、扉材、水栓金具などが、自由自在に組み合わせられる完全オーダータイプ。サイズや高さなど家族仕様にオーダーができるぶん、施工期間やコストがかかります。

洗面台を選ぶとき、家族にとって「適切な高さ」であるかがポイントです。適切な高さを求める計算式としては、(身長÷2) + 5cmです。この他、十分な収納スペースを確保するとともに、収納扉の開閉方法などにもチェックしておきましょう。

3.水回りのリフォームで覚えておきたい3つこと。

3-1 施工費用の目安を把握する。

水回りのリフォームは、一体どれくらいの費用になるのか。しっかりと把握しておくことが大事です。もちろん設備機器の種類や工事内容によって費用は異なります。しかし、大体の相場を知っておけば、予算を立てるときの基準になります。

リフォーム箇所 リフォーム内容 費用相場
キッチン キッチンのみ変更 80~100万円
キッチンの位置から変える場合 120~300万円
お風呂 在来工法から在来工法へ 50万円~
在来工法からユニットバスへ 80~300万円
ユニットバスからユニットバスへ 50~150万円
 洗面台 洗面台のみ交換 8万円~25万円
トイレ トイレのみ交換  5~50万円
トイレを交換し、内装を一新 50~80万円

キッチン、お風呂、洗面台、トイレの交換、内装工事…、これら水回り一式をリフォームした場合、約300万円の費用がかかります。間取りの変更がともなう場合には1,000~1,500万円(マンションの場合600~800万円)が相場と捉えましょう。
※上記費用はあくまでも目安です。各設備機器の費用等によって金額がかわります。

3-2 水回りリフォームが何か所もあるなら、一気に施工する。

水回りのリフォームが、キッチンや洗面所など数か所にわたる場合があります。そんなときは、それぞれの工期をずらすより、一気にやってしまった方がお得になります。

[理由その1]
施工する工事内容が重複することがあるからです。それが一気にリフォームすることで、
2度かかる費用が1度で済むというわけです。

[理由その2]
キッチン、お風呂、トイレ、洗面台の4点セットなど、パッケージ商品として販売している設備機器の業者がいます。そこでこれらパッケージ商品を利用したり、何点かいっしょに購入した方がお得になるケースがあります。

3-3 最大限に「優遇制度」を活用する。

水回りをお得にリフォームするなら、「補助金制度」や「税金の優遇制度」を使わない手はありません。以下に紹介したのは、ほんの一例です。この他にも国や地方自治体の補助金があります。

■補助金の一例

補助金の対象となる工事

介護リフォーム 最大20万円まで9割補助(実質の最大支給額18万円)が受けられます。
<支給対象の工事内容>
手すりの取付け、段差の解消、滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更、引き戸等への扉の取替え、洋式便器等への便器の取替え、その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
介護保険を活用した介護リフォームについては、厚生労働省のHPをご覧ください。
省エネ設備 地方自治体によっては、太陽光発電システム、ヒートポンプ給湯器などの設置工事に補助金が支給されるケースがあります。
※補助金制度の有無および内容については、各自治体にお問い合わせください。

■税金の優遇制度

住宅ローン減税 年末借入残高の1%が10年間にわたり控除されます。
※住宅ローン減税については、国税庁のHPにてご確認ください。

その他、省エネ・バリアフリーリフォームを対象とした「ローン型減税」、耐震・省エネ・バリアフリーリフォームを対象とした「投資型減税」もあります。

4.水回りのリフォームにかかる工事期間の目安を知る。

水回りのリフォーム工事がはじまれば、その箇所が使えなくなり不便になります。そこで工事期間が「どれくらいかかるか」をしっかりと知っておくことが大切です。

リフォーム箇所 リフォーム内容 工事期間
キッチン キッチンのみ変更 約1週間
キッチンの位置から変える場合  2~3週間
お風呂 在来工法から在来工法へ 工事内容によって異なる
在来工法からユニットバスへ  約10日前後
ユニットバスからユニットバスへ  3~5日
 洗面台 洗面台のみ交換  1~3日
トイレ トイレのみ交換 1~2日
トイレを交換し、内装を一新  約1週間

5.必ず押さえておきたい「リフォーム業者の選び方」5つのポイント。

5-1 所在地が確かな業者を選ぶ。

リフォーム会社を選ぶときには、本社・営業所・店舗など、その会社に関わる所在地を、必ず確認しておきましょう。

もし、「住所が途中までしか記載されていない」「住所がワンルームマンションになっている」などがあれば要注意。最悪の場合、急に連絡がとれなくなり、逃げ去られてしまうケースが考えられます。

また、所在地が確かなリフォーム会社であっても、県外などの遠方にある業者も避けた方が良いでしょう。決して遠方の業者が悪いというわけではありません。ただ工事中や工事後など、問い合わせた時「すぐ駆けつけてくれる距離」に会社があれば何かと安心です。車で(最長でも)約1時間圏内が、一つの目安となります。

5-2 見積もりは、最低「2社以上」依頼すること。

見積もりの金額が高いのか安いのか、また工事内容が妥当なのか。1社の見積りのままでは、比較材料がない状態なので正しい判断ができません。そこで見積りは、最低でも2社以上の業者からとるようにしましょう。何社かの見積もりがあれば、専門知識のない素人でも、業者の良し悪しを見定める一つの手段となります。

5-3 見積もりが極端に安いときは、安さの理由を確かめる。

リフォーム工事の費用をできるだけ安くすませたい…。そう思うのは当然のことです。ただ注意してほしいのが、「安さ」だけで業者を決めないことです。

純粋な企業努力による「安さ」なら問題はありません。しかし、場合によっては「手抜き工事による安さ」も考えられます。

他社と比べて極端に安いときには、「なぜ、安いのか」必ずその根拠を確かめることです。安さの根拠が曖昧なとき、明確に説明ができないときには、その業者は怪しいと疑ってもいいでしょう。

5-4 見積もりは、工事内容までくまなくチェックすること。

業者から見積もりを提出されたとき、どうしても先に目がいくのが見積もりの金額です。しかし、ここで必ず確認してほしいのが、「何にいくらかかっているのか」です。

特に注意したいのが、工事内容に対して「一式」と表記された見積りです。「一式」と書かれていれば、すべてが含まれているように思います。しかし、よく考えてみてください。「一式」と書かれただけでは、どんな部材を使い、どんな工事をするのか、なにもわかりません。

場合によっては、”施工してもらえると思っていたことが対象外だった”と後悔するケースも考えられます。そこで見積もりに「一式」が書かれていたり、不明点があったときは、業者に必ず確認をしましょう。

5-5 契約前には、工事保証の有無を確認する。

リフォーム工事において不具合が生じてしまったとき、担当業者がどの程度の保証をしてくれるか。これは契約前に、しっかりと確認しておきたいことです。なぜなら、新築工事と違ってリフォーム工事には、工事保証においての法的な義務がないからです。業種が保証制度を導入していたなら、その保証期間や保証範囲をしっかりと確認しておきましょう。

6.水回りのリフォームで、失敗しない3つのコツ。

6-1 水回りのリフォームは、「プロに依頼」するのが基本。

トイレ

水回りのリフォームとはいえ、ちょっとした設備機器の交換なら自分でもできるだろう、と考える方もいると思います。しかし、簡単な施工だからといっても、甘く見ない方が良いでしょう。なぜなら、水漏れなどのトラブルが起きた場合、素人では簡単に対処ができないからです。

ちょっとした水漏れトラブルならば問題はありません。しかし、これが大量に漏れてしまったとき、極端な場合、床下に水が浸入し、建物の躯体を腐らせてしまうこともあり得ます。さらに、マンションやアパートの場合には、階下の部屋に被害が及び、損害賠償へと発展してしまう可能性もあります。安易に自分で水回りのリフォームをしようとせず、プロへ依頼するのがオススメです。

6-2 目星をつけた設備機器は、必ずショールームで確認する。

キッチンやお風呂、トイレ、洗面台など設備機器は、カタログやHPだけを見ただけでは感じがつかめないものです。そこで設備機器に目星をつけたら、必ずショールームに出向き実物をチェックしましょう。

このときのポイントは、生活シーンをイメージしながら手に触れ、使い勝手を確かめておくことです。実物を事前にチェックしておけば、イメージと大きく異なることが避けられます。

6-3 施主支給をするなら、リスクも考慮する。

水回りのリフォームの一つに、「施主支給」という方法があります。施主支給とは、キッチンやトイレ、洗面台といった水回りの設備機器をインターネットなどで施主自身が購入して、設置だけリフォーム業者にお願いすることです。「費用を安く抑えられるかもしれない」という理由から、施主支給を考える方もいらっしゃるようです。

想像上では、お得に感じる施主支給ですが、実はさまざまな手間やリスクがあることをご存知でしょうか。その一つ目が、手配と管理の手間です。当然、設備機器の購入から配送管理を施主自身が行う手間があります。施工日に向けて、配送の調整など意外と大変です。しかも、工事まで購入した製品を保管しておく場所にも配慮しなければなりません。

2つ目にあげられるのが、「知識不足で、間違った商品を購入してしまった」というリスクです。水回りの商品は種類も多いため、素人が見分けるのは簡単なことではありません。そんな中で発注するのですから、間違えるというリスクは高くなります。

3つ目が、施工業者がアフターメンテナンスの責任をとってくれないケースです。そもそも施主支給の商品での施工はしないという業者も多くみられます。事前に確認しておきましょう。

7.はじめての水回りのリフォームまとめ

水回りのリフォームについて、さまざまなポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。水回りをリフォームするうえで、なによりも大切なのは「どんな暮らしをしたいか」をイメージすることです。そのためにも、家族みんなでしっかりと話し合いをしましょう。

家族の食を支えたり、疲れを癒すなど、水回りは家族の生活シーンには欠かせないものばかりです。目先のことばかりにとらわれず、心から納得できるまで検討すること。それが失敗しない水回りのリフォームといえます。

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