シックハウス症候群って?
化学物質過敏症とは、住宅に使用される化学合成材による疾患の総称です。
化学物質過敏症の一つとして、シックハウス症候群があります。
日常生活の中で化学物質に暴露することによって、化学物質過敏症になる
危険性があるのです。
以下では、化学物質過敏症の中でもシックハウス症候群について説明します。
シックハウス症候群は、子供に症状が出やすいことが特徴です。
厚生労働省においても、学校の教室内の空気について、学校環境衛生の基準と
してガイドラインが定められています。
ガイドラインの中にホルムアルデヒドなどといった化学物質の測定が規定され
ており、規制値も設定されています。
シックハウス症候群の原因となる化学物質は、建材中に含まれていますが、
この化学物質の発生を抑えた建材も販売されています。
また、建材だけでなく塗料中にも含まれていますので、外壁も注意しましょう。
化学物質過敏症は、原因となる化学物質を抑えたほうが発症する確率を抑える
ことが可能となりますので、用いる建材や塗料については価格だけでなく、品
質についても工事を行う業者には確認を行うべきです。
一度、化学物質過敏症になってしまうと治療は非常に大変ですので注意しましょう。