シックハウス症候群の主な症状②
シックハウス症候群とは、住居内での空気汚染を原因として起こる
健康障害の総称です。
その症状はさまざまで、個人差が大きいのが特徴でしょう。
不定愁訴と呼ばれる、本人にしか自覚できないような症状がみられる
こともあります。
はっきりした症状を示さなかったり、症状が次々と移行していくこと
も多いですが、シックハウス症候群が疑われる症状としては下記のよ
うなものが挙げられます。
一つ目は、皮膚に発疹等の異常が見られることです。
空気中のホルムアルデヒドや石油系揮発性物質を吸い込むことで皮膚
の痒みを感じ、かきむしることで発疹になってしまうというケースが
多いです。
二つ目はじんましん等の疾患です。
こちらも掻痒感に端を発して起こる皮膚疾患の症状です。
痒くて仕方がなくて、皮膚が裂けてしまうほどしまうほどかきむしる
ことがあっても、室内を出ると嘘のように消えてしまうのが特徴的です。
最後は息苦しくなり、気道に痛みを感じることです。
こちらはアレルギーのアナフィラキシーショックに近く、症状が悪化す
ると危険な状態になりかねないので、注意しましょう。
もし、当てはまるものがあれば、シックハウス症候群を疑い、病院で診
察してもらいましょう。