新耐震基準って何?
皆さん「新耐震基準」についてご存知でしょうか?
最近地震のニュースが相次いでいて、耐震に関して気にされていらっしゃる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
新耐震基準というのは、1981年(昭和56年)に導入されました。
もともと旧耐震基準では「震度5程度の地震に耐えうる住宅」との規定がありました。
ですが、新耐震基準では、「震度6強以上の地震で倒れない住宅」と、規定が変更
されました。
つまりわかりやすく言えば、旧耐震基準の建物は中地震に耐えるように設計されて
いましたが、大地震には耐えうるように設定されていないということなのです。
ですので、1981年以前の建物は、それ以降のものよりも耐震性が心配されます。
実際、日本は地震大国と言われています。
とは言うものの、地震はいつ、どこで起こるか未だに正確にはわかりません。
ですが、家族の命を守るためにも耐震に重点を置いて家を建てるのも良いでしょう。
また、すでに家をお持ちのかたも、耐震診断を専門業者に頼むことから始めてみましょう。
必要ならば耐震補強をします。平均費用は148万円と高いように思われますが、被害が
少なくなることを考えると、それほど高い金額ではないと思います。
備えあって憂いなしです。