2016年08月17日 リフォームの基礎知識

塗膜系防水工法の1つである、FRP防水工法について取り上げます。

FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、

この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。
最近では木造住宅のバルコニーや屋上などによく用いられています。

FRP防水に使用される主な材料には、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、

補強材としてのガラスマット、保護仕上材(トップコート)などがあります。

FRP工法により形成される防水層は強靭かつ軽量で重歩行や車の走行にも耐える事が出来、

耐水・耐食・耐候性に優れています。継ぎ目のないシームレスな構造で、

外観の見栄えが良いです。
様々な形や色に応用可能で、硬化速度も速く施工は1日で十分に実施可能です。

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デメリットとしては、紫外線に弱く、劣化して割れやすくなるという点が挙げられます。

そのため、だいたいの防水工法にも共通して言える事ですが、

定期的に塗り替える必要があるのです。

また、地震などの揺れにもあまり強くありません。築15年程度のお宅だと、

表層から防水層までの深いひび割れが見られることがあります。

施工の際ににおいが発生するのでその対策も必要です。

このようなデメリットを除けば、FRP防水工法は短工期で、

非常に優れた仕上がりを見せる工法と言えるでしょう。

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