畳のお手入れ方法
新しい畳にすると、その香りもよく部屋全体も新しくなったように感じます。
この香りや新しさはいつまでも長持ちさせたいと誰もが思うことでしょう。
そのためには正しい知識を頭に入れ、適切なお手入れをすることが大切です。
そもそも乾燥や多湿を繰り返す日本の気候に合った建材として、
畳は使われてきました。
しかし畳は湿気に弱いため、カビが生えてしまう可能性もあります。
そのため定期的に畳を日干しし、しっかりと乾燥させることが大切です。
だいたい春と秋の年2回程度畳干しを行うとよいでしょう。
日干しを行う時には直射日光を当てないよう注意することが大切です。
直射日光に当てることにより、畳の劣化を早めてしまうので注意が必要です。
日頃のお手入れ方法としては、普段は畳の目に沿って、
優しく掃除機をかけましょう。
雑巾での掃除の際にも同様に、畳を拭くときは乾拭きで畳の目に沿って、
拭くようにしましょう。
畳のヘリは、洗剤をつけてブラシで叩きながら汚れを落とす方法が、
最も畳を傷つけることなく掃除ができます。
もしも畳にカビが生えてしまった時には、消毒用アルコールとブラシを使い、
畳の目に沿ってカビをとるようにしましょう。