ユニバーサルデザインとは
住宅のジャンルの1つに、ユニバーサルデザインというものがあります。
これはどういったものなのかと言うと、
簡単に言うとすべてのための人のデザインということです。
住まいの造りを工夫することで、安全性を向上させたり、
利便性を高めたりすることができるわけです。
こう聞くと、バリアフリーの住宅を想像される方もいるでしょうが、
ユニバーサルデザインというのは、バリアフリーよりも大きな概念を持つものです。
バリアフリーの場合には、高齢者がケガをしないように、
転倒事故の危険性が高いところに手すりを取り付けたり、
段差をなくした造りにしたりするものですが、
ユニバーサルデザインの場合には、
高齢者だけでなく他の家族にとってもメリットがある内容となっています。
ですから、すべての人に住みやすい家造りということになるわけです。
例えば、背の低い子どもはキッチンを使うのが難しいものですが、
足場を設けることで親子で作業ができてお互い喜びを感じることができます。
また、3階建ての家ですと、移動が大変になりますが、
ホームエレベーターがあると家族全員が移動しやすくなって助かるものです。
バリアフリーを考えていらっしゃる方は一度検討してみてください。