様々なサイディング〜樹脂系サイディング〜
サイディングとは、羽目板や下見板など外壁に張る板材のことをいいますが、
サイディングにはいろいろな種類があります。
今回は、樹脂サイディングについて、お話します。
樹脂系サイディングはアメリカで開発された外壁材で、
1990年代に急速に広まり、北米でのシェアは50パーセントほどです。
樹脂系サイディングは、弾力性や柔軟性に優れるため
、長期間の使用が可能となります。
また、水分を吸収しづらい特性があり、
寒い地方であっても凍害による割れが生じにくいメリットがあります。
また、樹脂系サイディングは汚れが付きにくく、
定期的なメンテナンスが不要となることも魅力です。
そのほかのメリットとしては、
軽量で加工性があるため現場での扱いが容易であることも知っておいてほしいと思います。
あえて、デメリットを上げるとすればデザインが少ないことです。
日本でのシェアはあまり高くないので、
選べるデザインの種類が限定されているため、
見た目にこだわりたいときなどには都合が悪いケースも出てくるかもしれません。