卒園式にて思うこと。
こんにちは。
年度末、区切りの時期ですです。
なにかとあわただしい時期でもありますね。
先週末は子どもの通う保育園の卒園式でした。
初めてのあらたまったお別れの式、意味が分かっているのかいないのか、
うちの長男君はへらへらしておりました。
園児の中には、特に女子は大人っぽくしゃくりあげて泣く子もいて、
思わずもらい泣きしそうになりました。
入園のときのことなど思い出し、
ああ、あんなに小さかったのに、たくましく成長したもんだなあ、
と実感するひと時でした。
が、しかし!日常生活は続く、と言うことで、
ありがたい気持ちもどこへやらで叱り散らかす毎日。
いつでもにこにこと過ごすことは難しいことなのかしらねえ、
なんて途方にくれそうになったりします。
そんな時に借りてみたのが、
岸見一郎著「子育てのためのアドラー心理学入門」という本。
岸見さんは男性ですが、子どもさんが小さい時に
奥様に替わって子育てに中心的に携わっていた時期があるそうで、
実体験に基づいたエピソードがたくさん載っています。
アドラー心理学に出会ったのも、
子育てに悩みを抱えていた時だそうです。
この本の中で、
子どもを思い通りに動かしたい、なんて思いは捨てて、
対等な、一人の人間として向き合うことが大切だと説いています。
岸見さん自身も、
そのほかのアドラー心理学に関する本を出されている方々も、
よくおっしゃっていることですが、
頭で理解はできるけど、実践は難しい哲学です。
子育ては自分育て、と思って、
子どもと一緒に成長して行けたらいいなあ。