奥深きかなトイレ
1月にこのブログでトイレの歴史と、最新型トイレの紹介をいたしました。
さて今回もつれづれなるままに、トイレについて思ふことを書き連ねてみます。
昨年、弊社内において、白熱!?した議論が展開されました。
(結果「ま、どうでもいいんちゃう?」的な終息をみせましたが)
議題はトイレットペーパーの利用について。
そもそも、私がこの議題を投入してしまったのですが、
今度は皆さんに投げかけてみます。
2連のトイレットペーパーホルダー、皆さんは2つのうちどちらのトイレットペーパーを使いますか?
私は少ない方を使います。
ある人は手に取りやすい方を、ある人は多い方を。
拭くときには立ち上がるので、もう少し高い位置にペーパーホルダーがあると良いなんて意見も出たりしました。
海外のトイレではたまにとんでもないところにトイレットペーパーがあったりしますが、立ち上がってペーパーをとるってことだったのかも?
いや!そもそもでっかいペーパーホルダーだから設置場所が限られてあんなところにあったんだよ、たぶん。
住宅の中で一番狭い空間、超プライベート空間だからこそ、利用方法は十人十色なんでしょうね。
常識ってなんなの?価値観ってなんなの?
ウィキペディアでトイレットペーパーを調べると
紙巻器
2個横向きに並列配置した2連紙巻器は紙切れの不便解消などに配慮した商品で、・・・
とあります。
つまり商品の開発目的の意図を汲み取ると、少ない方から使うのが正解だと思うのですがどうなんでしょうねぇ。
1つしかなければ考えずに済むのに、これが3連とかだったらどうなるのかなと考えてみたり。
思考は止まりません。
それに紙巻器ってネーミングはどうなんでしょう?
巻いた紙を設置するものであって、紙を巻く機器ではないのに、不思議。
しっくりこないのであまり紙巻器という言葉は使用したくありません。
いずれにせよ、家庭でも社会でも後に利用する人の事を考え快適に使用したいものです。
さてトイレットペーパーっていつぐらいからあったんでしょうか。
トイレットペーパーの歴史ってまだまだ浅いですよね。
むかーし私が子供のころ、田舎のボットン便所でちり紙を見た記憶が・・・。
調べてみると、日本で初めて利用されたのは明治時代末期。
もちろん輸入のトイレットペーパーでした。
大正13年に神戸市内にあった貿易商島村商会が日本製のトイレットペーパーを初めて作ったとされています。
トイレの形態が、汲み取り式から水洗式へ、和式から洋式へ変化しトイレットペーパーが普及したんですね。
そう考えるとトイレットペーパーの歴史は100年そこそこ。
なのに、シングル、ダブル、色つき、香り付き、柄付き、ウォシュレット用など様々なバリエーションがあって選択に困るほど。
トイレットペーパーのストックにも困ったりしませんか?
ペーパーサイズが巾11.4㎝直径110㎝程度を覚えておくと、収納用のスペース確保やカゴを購入する際に便利です。
なのに、その概念を覆されたペーパー収納棚を見つけてしまいました。
トイレットペーパーが雲の形に!かわいい!
トイレの演出にこだわればより快適な空間づくりができそうです。
今回はこれぐらいにして、
トイレの事、まだまだ考えが広がりそうなので、トイレにこもって沈思黙考してきます。